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奏法

Talkboxを初めてプレイした時には、大半の方が歌詞を歌う所か舌が無くなってしまった様な滑舌の悪さに苦労すると思います。Talkboxは英語、日本語、フランス語等どんな言語でもプレイすることができますが、先ずは日本語の50音の母音である「あ」「い」「う」「え」「お」の練習がお勧めです。

  1. 異なる音程/母音(例:C3=あ〜、D3=い〜、E3=う〜、F3=え〜、G3=お〜)で練習。
  2. 同じ音程で異なる母音(例:C3=あ〜、C3=い〜、C3=う〜、C3=え〜、C3=お〜)で練習。
  3. 同じ音程で音を延ばしたまま異なる母音(例:C3=あ〜い〜う〜え〜お)で練習。

最初の内は口の形を大げさに変えながら母音の発音に注意します。母音が明確に聴き取れる様になって来たら、母音を延ばし気味に発音したりスタッカート気味に発音したりしながら1オクターブ上または下、次に2オクターブ上または下と言う感じで音程を変えて行きます。

母音の発音をマスターしたら次は舌を使用する「ら」「り」「る」「れ」「ろ」、頭に地声で摩擦音を加えて「さ」「し」「す」「せ」「そ」などがステップアップの秘訣です。これらの練習を繰り返してもうまく発音できない言葉や音程に遭遇する場合があります。これらの要因は、発音方法の問題以外にもチューブの太さ、音量、音色が要因となっている場合があります。チューブの太さは、太過ぎるとうまく発音できない傾向にありますので、直径12mm以下のチューブで試して下さい。音量は、地声で歌った時と同じ音量になる様にパワーアンプの出力レベルを調整します。音色は、低音域で発音がうまくできない時は音が太く丸過ぎることが要因ですので、音色を調整するかEQ等で低音域をカットします。高音域で発音がうまくできない時は音が細く鋭過ぎることが要因ですので、音色を調整するかEQ等で高音域をカットします。

モノフォニックモード

複数の鍵盤を同時に押さえると、それぞれの鍵盤の音が同時に発音する(和音)ことをポリフォニック、逆に、複数の鍵盤を同時に押さえても1音しか発音しない(単音)ことをモノフォニックと呼びます。昔のシンセサイザー(Minimoog等)は、技術やコストの問題で同時に1音しか発音できないモノフォニックでしたが、現在発売されているほとんどのシンセサイザーは、技術の進歩によりポリフォニックでの演奏が可能になったためモノフォニックモードと言う機能が装備されています。

モノフォニックモードとは、本来管楽器や昔のシンセサイザーなど同時に1音しか発音できない楽器をシミュレートするための機能です。人間の声も同様に同時に1音しか発音できないため、Talkboxで歌を歌っている様にプレイするには、モノフォニックでプレイするのが必用不可欠です。このモノフォニックモードには、ポルタメントまたはグライドと言う優れた機能が付いています。ポルタメントまたはグライドとは、押した鍵盤の音から次に押した鍵盤の音までをスムーズに音程を移動させる機能です。一部の機種では、ポルタメントまたはグライドのかかり方を決めるフルタイムとフィンガード(レガート奏法)の2種類が備わっている場合があります。フルタイムでは常に音程が移動し、フィンガードでは鍵盤を押したまま次の鍵盤を押した場合のみポルタメントがかかります。因にMinimoogではフルタイムしか備わっていません。Talkboxをモノフォニックモードでポルタメントまたはグライドを使用することで、滑らかな音程移動(アタック音を消して音程だけ移動)を得ることができます。これにより、スティーヴィー・ワンダーを始めとする細かく音程(半音/全音)を移動させ歌い上げる様な効果をTalkboxでプレイすることができます。

  • DX 100での一般的な設定は、POLY/MONOの項目でMONO、PORTAMENTOの項目でMODEはFingered Porta、TIMEは16に設定します。
  • Minimoogでの一般的な設定は、GLIDEをON、GLIDEの値は5に設定します。

モジュレーション

Talkboxで歌を歌っている様にプレイするには、ビブラートが必要不可欠です。しかしながら、Talkboxは構造的に自分の口や喉で音色に自然なビブラートをかけるのは不可能です。ここで登場するのがシンセサイザーに備えられたモジュレーションと言う機能です。鍵盤が装備されているシンセサイザーには、モジュレーション用のコントローラが装備されています。MiniMoogやDX 100に装備されているホイールタイプの物、Korgの製品に装備されているジョイスティックタイプの物など形状は様々ですが、モジュレーション用のコントローラを動かすことによりビブラート効果を得ることができます。

DX 100のピッチベンドとモジュレーションホイール
DX 100のピッチベンドとモジュレーションホイール

一般的にモジュレーションとは、三角波や矩形波等の波形を使用したLFO(Low Frequency Oscillator/ロー・フリケンシー・オシレータ)と呼ばれる低い周波数で周期的に音をモジュレート(変調/揺する)させることを言います。波形に三角波を選び音程をモジュレートさせるとビブラート、音量をモジュレートさせるとトレモロ、音色をモジュレートさせるとワウになります。波形に矩形波を選び音程をモジュレートさせると救急車のサイレンになると言う訳です。

自然なビブラート効果を得るためには、波形に三角波を選びモジュレーション用のコントローラを徐々に前方へ動かし、モジュレーションの振り幅(音程の揺らぎ)を徐々に広くすることでリアルなビブラート効果を得ることができます。

  • DX 100での一般的な設定は、LFOの項目でWAVEにtriangl、SPEEDは31、DELAY/PMD/AMDは全て0、SYNCはON、MODULATION SENSITIVITYの項目でPITCHを6に設定します。
  • Minimoogでの一般的な設定は、オシレータ3をLFOとして使用しますのでOSCILLATOR MODULATIONをON、RANGEはLO、FREQUENCYは+4、WAVEFORMは三角波に設定します。

ピッチベンド

ピッチベンドは、音程を滑らかに上下移動させるためのコントローラです。音程を滑らかに上下移動させるには、シンセサイザーのモノフォニックモードでポルタメントまたはグライドでも表現できますが、これらは鍵盤を押して移動するため滑らかですが音程感が出てしまいます。ピッチベンドは、これらに比べてリニアな音程の移動が可能です。しかし、あまりにも多用するとシンセソロの様に聞こえてしまい、歌を歌っている様な感じが出なくなります。歌を歌っている様なピッチベンドの使用方法は、本音を鳴らした瞬間にほんの少しだけ上または下へ(半音または半音以下)移動させことです。これにより平坦なプレイではなくウネリが表現できます。

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